本文へスキップ

キリシタンのあしあとを求めて各地を旅してめぐります♪

トップページ > 旅行記 > 駿府キリシタン秘抄12

駿府キリシタン秘抄 ]U


             今日からは夫の実家に帰省。甥や姪と会うのが楽しみです♪
             でもその前に!ついでに藤枝の史跡をめぐろうと思います。
             小川国夫というクリスチャンの作家さんが気になったもので。ではいざ!



足柄SA


いつものように東名に乗って西を目指し、足柄SAでひと休み。でもいつもの感じとは違います。エヴァンゲリオン仕様になっていました (゜0゜)

エヴァンゲリオンに足柄って出てきましたっけね? ま、いいか。体のコリをほぐしてスタートです☆


藤枝東高等学校


静岡のインターで下り、やって来たのは藤枝東高等学校。夫の母校です。私が小川国夫に興味を持って調べていたら、小川国夫もこの学校の卒業生だとわかってびっくり。

しかも夫が在学中に、小川国夫が講演に来たことがあったのだとか。えっ、生で見たの!?って感じです。

構内には小川国夫の碑があるそうですが、外からは見られませんでした。ちょっと残念!


蓮花寺池公園


高校の近くにある蓮花寺池公園で、東京の知人と待ち合わせ。彼女も藤枝東の出身で、夫の後輩にあたります。ちょうど帰省しているということで会うことになりました☆

今年は暖冬で、今日もポカポカ。水鳥が気持ち良さそうに憩っています♪

公園前にスタバが出来たと言って地元出身の二人は盛り上がっていました。藤枝の新名所となりつつあるようです。


スタバには行列が!

蓮花寺池公園

蓮花寺池公園の水鳥

藤枝市郷土博物館・文学館


こちらに来た目的は、蓮花寺池公園に隣接した藤枝市郷土博物館・文学館

年末年始はお休みなので、今日は入れませんが、外にある小川国夫の碑だけでも見たいと思って☆

碑は素敵な自然石で見た目はいいのですが、刻まれた文章がイマイチ。地元を愛していました!的な文章を選んだようで、小川国夫らしさとか文学的な要素だとかを感じません。もっといい文章選べば良かったのに。。館内には小川国夫の書斎が再現されているそうなので、いつか見てみたいです(*^^*)


藤枝市郷土博物館・文学館

小川国夫の碑

小川国夫について

機関車の展示


 小川国夫が暮していた家へ


藤枝宿


夫が「小川国夫の家も行こうか」と、まるで知り合いのように言うのでついて行くと、「藤枝宿」の表示が。そっか、ここも東海道の宿場だったんですね。

そういえば商店街の趣も、そんな感じがします☆


小川国夫旧居


さて、こちらが小川国夫旧居

生前中は「小川国夫」と大きな表札が出ていたそうで、それで夫も印象に残って覚えていたようです。

今はご家族が住んでいるんでしょうかね。表札等は出てないので、ここが小川国夫の家だったということは、生前中に近所に住んでいた人でないと知らない情報かもしれないですね (*゜.゜)


向いのお寺

常夜燈

長楽寺町にある

藤枝静男生誕地


「ついでに藤枝静男の方も見ない?」と夫が、またもや知り合いのように言うので、3人でてくてくと向ってみました。

藤枝静男は眼科医にして小説家で、白樺派の志賀直哉に師事して主に私小説を書いたのだとか。「だとか」と言うしかないのは、作品を読んだことがないからですね(^^;

藤枝静男生誕地碑の揮毫は小川国夫でした。それだけでも見に来た価値あったかと♪


藤枝静男生誕地碑

たぶん生家

隣はお蕎麦屋さん


 田中城が見たい!


周辺マップ


傍に設置された周辺の史跡案内マップを見ると、私が以前から行きたかった田中城が、思ったより近くにあることがわかりました。

家康がこの城で鯛の天ぷらを食べて、それから体調を崩して死去したことは有名な話ですよね。是非行ってみようということで、車に乗ってレッツゴー☆

田中城跡の碑


やって来ました、田中城跡! でも道の分岐点に碑だけ建っていて、建物はおろか説明板もありません。。

よく見ると、碑の横に「田中城本丸」と「田中城下屋敷」への方向が示されていました。この碑は道案内のための碑なんですかね? 当時はここも城内だったけれど、より核心地は・・・ってことなんでしょうね。


立派な碑

本丸跡はこちら

田中城下屋敷はこちら

田中城 本丸跡


ではまず本丸を攻めようということで、田中城本丸跡に建つ西益津(にしましづ)小学校へ。

「月の沙漠」の作詞をした加藤まさをが西益津尋常高等小学校(現在の西益津小学校)で学んでいたので、「月の沙漠」の碑が建てられています。

説明文付きの標柱が建てられていますが、ここで家康が鯛の天ぷらを食べたとは書かれていませんなぁ。。o(゜^ ゜)ウーン


西益津小学校

標柱

校内の日本庭園

「月の沙漠」の碑

田中城下屋敷へ


それではということで、田中城下屋敷へ。家康はこっちで食べたのかもしれません。今日はお休みだから中には入れないでしょうけれど、説明板とかにヒントがあるかもと期待しながら♪

川沿いの道は穏やかでいい感じ。何とも云えぬいい匂いがします。新春の、シャキッとする感じの ∬´ー`∬


田中城下屋敷


こちらが田中城下屋敷。厳しい門構えです。

休館日なので門は堅く閉ざされていますが、脇からでもよく見えます。

お休みの日に来ちゃった人へのサービスでしょうか?(違うか?)

下屋敷の建物

解説板

解説文

外から

休館日

田中城下屋敷

田中城下屋敷

門脇から

田中藩領を示す石の跡


結局どちらで家康が天ぷらを食べたのかはわからぬまま、田中城を後にしましたが、どちらであったにせよ、今の藤枝市内だったことはわかりました。

こちら(←)は田中藩領を示す石があったよ、ということを示す碑。解説板まであります。この碑や解説板を建てるくらいなら、もっとこっちが知りたいことを教えてくれよという気がしないでもないですが。

でもまあ、アンチ家康の私にとっては、死のきっかけとなった地に来ることができ、それが自分にもゆかりのある場所であったことを知っただけでも収穫でした。導きに感謝して、夫の実家に向かうことにします☆


田中藩領を示す石跡

解説板

昔の街道

柴犬


夫の実家では、私たちが来るのを待ちわびていた姪とサッカー(まだ年長なのでボール遊びですが)をし、飼犬の散歩に行き、甥と姪とで夜は延々ババ抜きを(^。^;)

ほんとは料理とかの手伝いもしなくちゃなんですが、今回もまた子供たちと遊んでいるうちに終わってしまいました。「遊び相手になってくれる方が有り難い」と言ってもらってますが、毎回自分のふがいなさいに呆れます。。こんな私を受け入れて下さってありがとうございます<(_ _)>



            明けましておめでとうございます!


             「明けましておめでとうございます」の言葉を
             人にも天にも告げて始まった一年。本当に夜が明けたような気分です。

             去年末に転んで歯まで折るという大怪我をし、
             おかげであれこれ思い当たることを反省し、悔い改めることができました。
             人は悔い改めてこそ、新しくなり成長できるものなのかもしれません。

             今年もどうかよろしくお願いします!!!





                                         NEXT >>
inserted by FC2 system